J-AIR Network Forum

Japanese Artist-in-Residence Network Forum

The 9th J-AIR Network Forum

The 9th J-AIR Network Forum Report

The 9th J-AIR Network Forum Report
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Date & Time:
Friday, June 11, 2010
Place:

Embassy of Finland
The Royal Norwegian Embassy

Organizer:
J-AIR Network Forum Committee
Cooperation:

Embassy of Finland
The Finnish Institute in Japan
The Royal Norwegian Embassy

Endorsement:
The Japan Foundation

WORK SHOP - ポストイット ゲーム

AIR 担当者会議では参加者全員によるワークショップを試みました。
予め用意された4つの設問に対して、短い持ち時間で、直観的に思いついた言葉(キーワード)をポストイットに書きとめ、テーブル上に置かれた2枚(2グル―プ、各設問に付き各一枚) のA全用紙の上に貼り付けていきます。バラバラに貼り付けられた約40~50ことばを、2グループ毎に、同じような意味を持つ言葉の分類作業をします。そこから自分たちが取り組んでいる「担当者のAIRへの想い」を可視化し、AIRの概念を共有することを試みました。

ポストイット ゲーム

ワークショップの詳細については報告書の4-5ページをご覧下さい。
下記の言葉は出題された設問ごとにポストイットに書きとめられた言葉を書き出したものです。

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設問1:アナタにとってAIRとは?

Aグループ【キーワード1】

アーティストのキャリアステップ/文化翻訳する場所/アーティストのキャリアアップ/アーティストの社会性を養うところ/色々なアイディアが集まるところ/新しい見方の宝庫/異文化と創造者のマッチングプレイス/創作活動の場/モノづくり研究室/これからいろいろ知っていくこと/若手アーティストの成長の場/滞在制作の可能性を広げる/アーティストのアイデアを実現するところ/それを支えるところ/方法のアーカイヴ

Aグループ【キーワード2】

新しい出会い/国際交流拠点/地域の活性/情報交換/地域の情報提供の場/出会いの場/交流の場の提供/交流の場/トキワ荘/ハブ/アーティストの活動のサポートポイント/出会い/アーティストへの刺激アーティストからの刺激/作家との生きたつながり/アーティストの情報共有/ゲストxホスト/ホテル/コミュニティのポテンシャルが試されるところ

Aグループ【キーワード3】

仕事/予算/苗/畑/イキモノ生物ナマモノ/いま/毎日/日常生活/もう一つの仕事/挑戦/初めての仕事/宴/楽しみ&苦しみ/

Bグループ【キーワード1】

制作/実験の場/アーティストの次の実験的な試みに立ち会えること/アーティストの成長/国境のないアートの活動場/自由な表現制作工房/アーティストの登竜門/発見/芸術の発見/制作の可能性を場を変えることで見つけること/新しい考え方見方を育む/新しいアートの学び/陶芸の可能性を探ること

Bグループ【キーワード2】

挑戦/Taking step outside yourserf/移動mobility/旅/国内留学/アーティストのエスケープサイト/好奇心を満たすもの/新しい機会/新しい経験/異文化を触れる機会/滞在の中から生まれる新しい創作/新しい出会う/新しいアートの学び/日本文化を新しい視点で見る機会/日本或いは地域の資質を認識する

Bグループ【キーワード3】

アートの持つ寛容性の相互理解の場/文化を超えること/アーティストとの出会い/出会い/メルティングポット/国籍やキャリアなど全くことなるアーティストらの関係からの拡がり/国際交流/国際的な活動/文化芸術大使のヤカタ/多様な価値観の交流から生まれる新しい創造の拠点/つながり/人間を知ること/違いを知るヤカタ/文化を体験する機会/地域とアーティストの交差点

Bグループ【キーワード4】

気づき/豊かさ/幸福/学び

Bグループ【キーワード5】

職場/異文化で長期滞在/レジデンス有き、次にスタジオ、そして発表機会も/アーティスト支援代行業/フラットシェア/アーティストに関わること/扱っているのが人

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設問2:なぜAIRの仕事に携わったのか?

Aグループ【キーワード1】

ライバルを自分で作る/アーティスト/アーティストといっしょにいられるから/作家と直に接触できる/アーティストへの興味から/創造活動の人が身近にいた/物づくりが好き/物づくりの側にいたかった

Aグループ【キーワード2】

バックパッカー(ゲストハウスで滞在)/シャンプーとリンス/空き家のリノベーション/無用の用

Aグループ【キーワード3】

地方で仕事したかった/生活に近いマートの仕事だったから/流行り/専門家に教えられた/就職(仕事として)/Uターン/企画、コーディネートをたのまれた/美術館の仕事として/可能性を感じて

Aグループ【キーワード4】

アーティストの友人/コミューン共同生活/希望/人脈/縁

Bグループ【キーワード1】

出会いの場を提供するため/海外の人に日本の文化に触れてもらうため/異文化に入り込む体験/国境を越えたつながり/国際交流/レジデンスに滞在した経験/異文化への興味/滞在経験/ネットワークを作る

Bグループ【キーワード2】

クリエイティブでありたい/創造性への関心/作るところもみたい/創作のプロセスを重視するため/作品を作るプロセスに関わりたい/アートの可能性への期待/コラボレーション/新たな創作空間の念出/頼まれてもいないのに創作するアーティストの姿勢/アーティストの創作にコミットするため/アーティストの人としての魅力

Bグループ【キーワード3】

人間力/何でもあり/形式のない面白さ/AIRという言葉を知らなかったから/様々な人とつながる/ちがう目で見たい/常に学び続けたい/面白いアーティスト・プロジェクトをサポートする/世話好き/いろいろ可能性がありそう/英語を話すチャンスがある/人と人の関わり合いに興味

Bグループ【キーワード4】

いなかに行きたかったので/自由時間と自由行動/アーティストという人種に興味がある/助けてあげたかった/外国人の友達がいっぱいいて/人が好き

Bグループ【キーワード5】

アートの社会的価値認識/創造的基盤の必要性/売り上げとかじゃない/野外アート展/創造都市の取り組み/アートと地域の接着の面白さ/コミュニティアートの発信/助成事業の一環として/新組織の立ち上げに関わった/コーディネート/プログラム企画の専門性/ホームステイシステム展開/ホスピタリティ産業に興味があった/アーティストという職業感/専門分野に近い仕事/技術職として、でもコミュニケーションもとりたい

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設問3:満足感、達成感をどこに感じますか?

Aグループ【キーワード1】

夢のあと/想い出/終わった時/残照/?/関係/昇給

Aグループ【キーワード2】

誰かが楽しそうにしている時/何かの縁で出会った作家の共同制作/多国籍の人とコミュニケーションがとれた時/口コミで誰かがうちに来た時/サポートスタッフが案属した時/地域の人に喜ばれた/アーティストの帰国後のたよりを受ける時/アートシーンが共有できた/世界とのつながりを感じた時/”できない”と言われたことをやり遂げた時/文句を言っていた人が最後までいたとき/自身の成長を感じて/作家自身が達成感、満足感を得られた時/地域からの評価を得た時/招待国からの反響/共有感が持てた時/笑顔を貰った時/招待者からの声/市民の声/苦しいときをこした頃/アーティストの家族にも喜ばれた時/アーティスト同士が仲良くなった

Aグループ【キーワード3】

前の仕事が次の仕事に繋がった時/アーティストが自費でリターンした時/作品の出来が良かった/すばらしい作品の完成/リターンアーティストのプロジェクトが増えた/窯だし/作品発表をした時/アーティストが他にも活躍する様になった/アーティストが成長したと思った時/公演/アーティストが新たなつながりを持った時/アーティストに仕事が来た時/アーティストに次の仕事が来た時/公開制作

Bグループ【キーワード1】

滞在終了シッピング終了/展示がOPENに間に合った時!!/成果発表の好評/プレゼンテーション(作品)で良いものができた時/到着した時

Bグループ【キーワード2】

新しい技術、知識、手法の獲得/予想外の新しい創造的活動の誕生/レジデンス参加者が、その後何か発表したりしてステップアップしてると聞いた時/参加学生らの成長/アーティストの変化を感じた時/アーティスト同士が作り上げる新しい企画が生まれる/滞在中に始めた作品の展開/後にアーティストの成長を感じた時/その後の作品制作を知ること/見たことがない面白い作品が見た時/新しい出会いが生まれる/特にアーティストの成長/新しい発見があった時/面白い発見があった時

Bグループ【キーワード3】

アートを通して地域が輝く時/出会うことのない人とアーティストが出会ったとき/滞在アーティストが地元アーティストと恊働すること/アートに対する社会的価値認識の向上/参加者(アーティスト制作者、市民、両方)が、お互いに理解したり、共感し合う瞬間/多様な価値観を認識する場となった時/人と人を組み合せが上手くいった時/新しいコミュニティができた時

Bグループ【キーワード4】

アーティストの再訪/重ねて希望(2度目に滞在するなど)アーティストの再訪/異文化としてのJAPANを伝えられること

Bグループ【キーワード5】

場にいる全員が笑顔の時/アーティストの笑顔/ありがとうと言われた時/感謝の言葉/アーティストがあるコミュニティといい関係ができた時/いいダイアログがあった時/お掃除のStaffの展示会への反応がいい時。OK!!と思う/人間関係(友が増えた時、市民ふくむ)/アーティストを見送る時、良い関係性ができていたから/アーティストが満足してくれること/地域の人の記憶が残る時

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設問4:AIRとの関わりの中、何をしていきたいか?

Aグループ【キーワード1】

一過性のイベントに終わらない大きい流れにしたい/新しい展開/施設の利用に関して可能性を探る

Aグループ【キーワード2】

集客/雇用を生み出す/レジデンスと観光をつなげたい/あそこのレジデンス面白いよねと言われたい/アーティストの移住誘致/作品販売増強/Organise sideのレジデンス/気軽なVisitingが可能なホテル/学校を作る/学校との共同運営/ホテル経営/AIR創造、Businessを考えたい/老人ホームとの連携/支店開拓、開設

Aグループ【キーワード3】

蓄積/未知の生産/もっと深く不変にする/誤学力/作品の整理/若い方に仕事を渡したい/自身の成長/AIRスタッフという仕事、職種の定着/作家が使う素材への理解

Aグループ【キーワード4】

「AIR」という言葉の定着/AIRの社会化/コミュニティーの活性化/アーティストの活動の場を広げる/地域との関わりを強めたい/今までの利用者へのサポート/アーティストの往来をもっと増やす/地域にアーティストを呼びたい/人脈づくり/Artist ジャンルの拡張/地域活性化/アーティスト以外の人に理解してもらいたい/認知UP向上/多くの人に活動を知ってもらいたい/世界のArtistのネットワークを作りたい

Bグループ【キーワード1】

より多くの国の文化の発見/海外アーティストと仕事がしたい/海外のアーティストに日本の文化を体験してもらう/新しいプログラムの開発/文化の違いを受け入れられる社会/アーティストの成長の助けとなる機会の提供/他の施設とのネットワーク作り/創造系アートが今以上に比重があがる状況/ITメディアを使った共同制作/現代アートが未直に受け入れられる社会/レジデンスアーティストを増やす/もっと時間をかけてレジデンスに関わりたい/エネルギーを発信し続けたい/皆が能動者と受動者でいられるように/日常生活におけるアートの出会いを与えたい/幅広いネットワークの構築/地域アートの拠点づくり/ONLY ONE な場所にしたい/心置きなく実験をしてもらう/アーティストの成長/個人個人とつながりたい/生涯学習の普及/アーティスト同士で交流してもらう/世界中の友達を作りたい/訪れた人がすべて幸せになる場所にしたい/活動を多くの人に知ってもらいたい/地域文化の掘り起こし/地域との更なる交流/世界平和/他のAIRプログラムとコラボレーションしたり/国境のない文化交流/外向けの見方を育みたい/アートの自律性の保持

Bグループ【キーワード2】

地域の文化的資源の評価/地域への還元を明確化/AIRの事業の継続/AIR 事業の再評、その変換も含めての認識

Bグループ【キーワード3】

アートの地域課題へのアプローチ/AIR 業界が経済化/人材育成プログラム/クライアントサービス内容、対価をクリアにしたい/参加者、来場者、理解者、観光客を増やす/AIRに関わる人材の育成/AIR事業の人材育成/もっと外(海外を含む)とつながること/レジデンス施設を改修する/スタッフの充実/スタッフのスキルアップ/今必要とされている支援の方法を知りたい/(プロフェッショナリズム)労働条件の向上/予算もっと確保/昇級、昇進/長期雇用

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